初めて観たのは3歳か4歳の時、買ってもらったビデオ「バッグスバニー」の中でそのセリフは出てきました。
それがこのセリフ。
「いくらなんでもメガネをかけたやつは殴れないだろ?」
バッグス・バニーが敵のウサギに殴られそうになった時に、突然眼鏡をかけこのセリフを言うんです。そして、結果殴られるんですけど。
(「恋の爆弾ニンジン」っていうお話の中で出てくる)
単純に、「メガネをかけている人を殴ったら、自分の拳も痛いから殴れない」ってことなのか、もしくは「ほら、メガネをかけてる人殴ったらかわいそうでしょ!?だから殴れないよね!?」なのか。
このバッグスバニーのアニメを3-4歳くらいに見た時から、なんとなーくこのセリフを覚えてまして、
時を経てアラサーになった時、またこのセリフに出会いました。
『ミッキーマウス!』というミッキーの短編アニメの「怖い友だち」というお話の中で、ミッキーが言ったんです。
「メガネかけてるから殴れないよね!?」
あー!このセリフ!ちっちゃい時に観たバッグスバニーの映画でも出てきた!!!!あー!
ってなりまして、
そしたら、ディズニー映画の『シュガー・ラッシュ』にも同じセリフが出てきまして、さらにピーナッツ(スヌーピー)のアニメを観ていた時にも「ジョー・クール」のお話の中で出てきまして!!
いずれも、絶体絶命のピンチ!みたいな時にこのセリフが出てくるんですよね。
そこで気づきました。
もしやこの「メガネをかけている人を殴れない」ってやつ、アメリカではわりと定番の笑える言い回しなのか?と。
日本で言う「ここ進研ゼミでやったとこだ!」とか、「フッ…おもしれー女(その後好きになる)」とか、「俺たちの戦いはこれからだ!(打ち切り漫画)みたいなことなのか?と。
私のこの話を聞いたうちの夫がググってみたところ、元ネタは『バッドマン(1989)』らしい。
ジョーカー(ジャック・ニコルソン)がバッドマンに追い詰められた時におもちゃ?のメガネを掛けて「メガネをかけた男を殴るのか?」って言うっぽい。(観たはずなんやけどだいぶ前過ぎて忘れてる)
ということで、まさかジョーカーが元ネタだったとは…ってことをお話したかった所存です。
ジョーカーの有名なセリフは「Why so serious?(なぜそんなにしかめっ面なんだ?)」だけじゃなかったのね。
(「Why so serious?」はヒースレジャー版ジョーカー)
やっぱジョーカーのセリフって、昔から印象に残りやすかったのかもなぁ〜
悪役としてカッコ良すぎるからなぁマジ。
元ネタ分かってすっきりしたーというお話、でした。
今後またこのセリフが出てきたら嬉しくてにやにやしちゃうな。